ヘルシンキ大学は、フィンランドで最古かつ最大の大学で、世界大学ランキングでTOP100にランクインしている大学です。
今回は、ヘルシンキ大学のマスターコース(修士課程)にエントリーする流れをまとめました。
エントリー期間を確認する
マスターコースのエントリーは学期が始まる前年度の12月に始まります。
2022年のエントリーは、2021年12月1日8:00から、2022年1月5日15:00(現地時間)までです。
コースを選択する
現在、ヘルシンキ大学では9つの分野でマスターコースを提供しています。
- Faculty of Agriculture and Forestry(農林学研究)
- Faculty of Arts(芸術学)
- Faculty of Biological and Environmental Sciences(生物・環境科学)
- Faculty of Educational Sciences(教育科学)
- Faculty of Law(法学)
- Faculty of Medicine(医学)
- Faculty of Pharmacy(薬学)
- Faculty of Science(理学)
- Faculty of Social Sciences(社会科学)
上記9つの分野は更に細分化されます。
例えば、Faculty of Law(法学)は更にGlobal Governance Law(国際ガバナンス法)、 International Business Law(国際商法)に分けられます。
実際エントリーする場合は、国際ガバナンス法か、国際商法を選びます。(詳細はMaster’s Programmesを参照)
エントリー要件を確認する
マスターコースにエントリーするには、その分野における基本知識が必要です。
選考においては一般的に、大学の卒業証書と成績表等の提出を求められます。
コース毎に細かい要件が設けられていますので、希望コースの必須要件を熟知しましょう。
必要書類の準備
エントリー要件をクリアした場合は、さっそく必要書類の準備に入りましょう。
必要書類には、パスポートのコピー等、応募者全員共通の提出書類と、個別コース毎に必要な書類があります。
卒業証書、成績表等が英語でない場合は、英語、フィンランド語又はスウェーデン語に翻訳する必要があります。
英語でマスターコースを受けるためには、英語の成績表も必須なので、余裕を持って準備しましょう。
(TOEFL、IELTS Academicの場合は、2年以内の成績表が求められます。詳細は英語スキルを参照。)
エントリーする
必要書類の準備ができたら、期間内にエントリーしましょう。
来年度のエントリー期間は2021年12月1日8:00から2022年1月5日15:00(現地時間)までです。
書類の不備等で再提出することも考えて、余裕を持って早めにエントリーしましょう。
奨学金を申請する場合は、エントリー資料にチェックを入れる箇所があるので、忘れずに☑しましょう。
結果通知
選考結果は4月中旬頃、あらかじめ登録したEmailアドレスに通知されます。
合格の場合は、その後の流れ(居住許可の申請方法、保険の購入、学生寮の申請方法等)について大学から詳細な案内があります。
家族連れ、特に子供連れで留学する場合は、家族分の居住許可申請はもちろん、現地の保育園・学校にも、事前にエントリーする必要があります。
それぞれの細かい手続については、次のブログで書いていきます。
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