自分はがんかも!と思う人って、どれぐらいいるでしょうか。
がんかも!と思うより、まさか私ががんだと?と思う人のほうが、圧倒的に多いのではないでしょうか。
人間はなぜか根拠のない自信に溢れるときがあります。大いに良いことです。
一番強い自信は根拠のない自信だそうです。成功本でも論じられてます。
でも、時には杞憂であることも必要かもしれません。
実は我が家も今年の4月に、がんのスクリーニング検査(アミノインデックス®がんリスクスクリーニング(AICS®))を受けました。
(AICS®とは、血液中のアミノ酸濃度バランスから、さまざまな疾病リスクを1回の採血で評価する検査方法です。費用は3万前後で自費負担です。詳しくは公式サイトで。)
この検査を受けた動機は簡単でした。
がんのリスク評価をみて、がん保険を継続するかどうか判断するつもりでした。
検査の結果、予想通り、ダディは至って健康で、すべての評価でランクA(一番リスクが低い)でした。
しかし、マミィはなんと6検査項目のうち、5つがランクC(一番がんのリスクが高い)、1つがランクBでした。因みに、ランクCに分類された人は、100人に1の確率でがんである可能性があるらしいです。
あくまでの確率の話で、がんが確定したわけではないですが、結果を受け取った時はショックでした。
もし、本当にがんだったらどうしよう。
最初に頭をよぎるのは子どもたちでした。
長女は4歳になったばっかり。次女は生まれてまだ9ヶ月……。
まだまだ成長を見届けたいよ、ず〜っと一緒にいたいよ。
でもふっと思いました。
もしかして、自分は命が永遠に続くかのように勝手に思ってなかったか?
自分だけは死なないかのように勝手に思ってなかったか?
不老不死なんて夢の話なのに、いずれ人間は皆最期を迎えるのに。
ただ、それが人より早いか、遅いかだけなのに。
命には限りがある。限りがあるからこそ、それを自覚できるからこそ、人間は本当にやりたいこと、やるべきことを見つけ出し、それに限られた命を注ぐことができるかもしれない。
がんであれ、杞憂であれ、私にとっては、本当にやりたいことに気づく良いきっかけになりました。
やはり子どもたちと一緒にいたい。家族と一緒にいたい。
愛しているよ、大好きだよ〜〜〜
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