今日はあえて大きなテーマにしてみました。
子育てを経験した方は、誰でも一度ぐらいは考えたことがあるかと思います。
子供との理想の関係は?子育てとはなんだろう。
いろんな子育て本を読むといろんなことが書いてあります。
“子育てとは待つこと”、“子育てとは無条件に愛すること”などなど。
どれもなるほど、と思える反面、未だに心に刺さった言葉に出会ったことはありません。
それは多分、まだまだ自分の子育て経験が浅いからだと思います。
20年、30年と過ぎて、おばあちゃんになって初めてこうかも、と考えがまとまるかもしれません。
しかし、今の段階で敢えて言葉にしてみると、私は、“子どもは親友”、“子育てとは自分(両親)だけがタイムスリップして、親友の幼少期と同居すること”だと感じました。
一番根底にある考え方はやはり、子どもを一人の“個”として尊重すべきだというところでしょうか。
お互い対等な関係にありながら、親密であり、でも夫婦ではない。そう考えたら、自然と親友との関係が思い浮かびました。
親友だから、いい距離感を保ち、過保護せず、過干渉もしない。
親友だから、対等に扱って、所有物とせず、支配しようともしない。
親友だから、信じて、失敗を見守って、成長を喜べる。
親友だから、対話して、理解して、理解してもらえる。
だから、我が家では、マミィと長女がくだらないことで喧嘩することがよくあります。
大人げないと思われるかもしれません。何が無条件の愛なんだ、と思われるかもしれません。
でも、良いんです。親友同士でもくだらないことで喧嘩するはいっぱいあります。むしろ喧嘩をしたら前よりも仲が良くなったことはいっぱいあります。
喧嘩することが怖くて、当たり障りのない会話ばかりしていると、心の距離はだんだん広がります。いつの間にか、心の溝は広がり、埋めることすらできなくなります。
家族、親子が疎遠になるほど悲しくて寂しいことはありません。
子育てに躓いたり疲れたら、一度子どもを親友だと思ってみてください。
不思議と肩の力が抜けて、良い距離感で接することができます。
そして、のんびりお茶でもしながら、ゆっくりと、私にとって子育てとはなんだろうと自問自答してみてください。
きっと、素敵な答えがでてくると思います。
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