自分が何かをしようとしているとき、
「本当にこれでいいのか」「このやり方で間違っていないだろうか」
と不安になることがあります。
私達も、フィンランドへの移住を目指している中で、
「子どもたちのために、本当にこれで良いのか」といった不安がよぎることはあります。
仕事でも試験でも、物事を進めていればこうした不安は常にあるものですが、
こうした不安にどのように向き合うかで、日々のモチベーションが変わります。
良い方向にモチベーションを持っていくために、
今日は書籍『その悩み、哲学者がすでに答えをだしています』から、
アリストテレスの考え方を紹介します。
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アリストテレスは、「将来の目的や計画を忘れて、今やりたいことに熱中せよ」と言います。
自分にとって楽しく充実している時間を過ごしているうちに、
それがそのまま「結果」になるというのが、アリストテレスの考え方です。
純粋にプロセスを楽しんでいることが、結果的に最高のパフォーマンスを生むのだということです。
野球選手のイチローのように、夢に対して夢中で取り組んだ人たちが成功した例を、
誰もが知っています。
これは、アリストテレスの時代から変わらないことなのですね。
計画よりも将来よりも、「今、どう感じているか」が大切です。
今日は、『その悩み、哲学者がすでに答えをだしています』から、
アリストテレスの考え方を紹介しました。
物事に夢中になるためには他にも、
「日々、夢がすでに叶ったかのように、ありありと感じる」というコツもあるのですが、
それについては次回書きます。
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